幸せってなんだろう。
幸せは日常の中にたくさんちりばめられている。それに気づいて感謝して生きること。
それが幸せな人生だよ。
ごもっとも…。
これが答えってことでいいの?
これで大納得?
私はね。
何か物足りないの。
いつも何かを探しているような
何かをしたい欲求に駆り立てられるような
そんなのがあるのよ。
決して現状を否定しているのでもないし
感謝が足りない、ってことでもないと思う。
大事な何かを見落としてるんじゃないか
意識の外に追いやってしまってるんじゃないか
そう思って、幸せな生き方について、
心理学、タロット学、占星学、エニアグラム、交流分析、東洋哲学、アーユルヴェーダ
1万人以上の方とのカウンセリング経験
それらを総動員して、研究し続けてきて、
一つの答えに…
じゃなくて5つのタイプにたどり着いたので
解説します。
この記事を読めば、自分の自己一致プロセスのタイプがわかり、生き方に迷わなくなります。
自分の人生を精一杯楽しめるようになります。
結論:自己一致プロセスのタイプを知れば,生き方に迷わない
まず結論から言います。
自己一致へのプロセスは5タイプあって、
自分がどのタイプかを知ることで
これまで漠然と探していた”何か”や、
自分を駆り立てていた”何か”がわかります。
自己一致プロセスの5タイプについてはこの後解説しますね。
幸せになろうとすることが、自己一致への道
まず、幸せな生き方について考える。
自分がそうであると思ったままの自分として
自由に自己表現すること。
立派に見せようと頑張ることも
謙遜して引っ込むこともなく
ありのままの自分を丸ごと認めて
気楽に自由気ままに機嫌よく生きる。
こんなふうに生きられたら幸せ。
この生き方をするには
「自分がそうであると思ったままの自分」
「ありのままの自分」
を知る必要があるんですよね。
そして
「自由に自己表現」したり、
「気楽に気ままに機嫌よく」することも必要。
自分はこうであるとの認識(自己概念)と
どう表現し、どう感じるか(経験)の一致。
これを一言で表現した言葉が「自己一致」。
幸せな生き方とは自己一致した生き方と
イコール。
幸せへのプロセスは、自己一致へのプロセスと
イコールなんです。
人それぞれ、幸せの定義が違う
では、どんな自分として一致させていくのか。自己概念も経験も100人いたら100通り。
どんな自分でありたいか、
どんな経験をするかは、十人十色。
人それぞれ、幸せの定義が違う。
自分はどんな人間だと思っているのか。
今現在どんな人間で、本質はどんな人間性で、
完全に開放すればどんな個性の持ち主か。
どうありたいと思っているか、
どうあるべきだと思っているのか。
自分はどうあれば、どうなれば、何を得れば、
どんな経験をすれば幸せだと感じるんだろう。
私はカウンセラーとして、
多くの方の人生のお話を聴いてきました。
話しの入り口は、例えば就職や転職のご相談。
パートナーや子供との関係性について。
様々な人間関係,健康や介護に関するお悩み。
それこそ100人100通り。
その方独自の個人的で特別な唯一無二の物語。
でもその奥の奥に、究極の”願い“のようなものがあって、大別すると5つに分類できることに行き着いたの。
何をしに地球に降り立ったのか。
という問いへの答えなんだと思う。
何を経験したくて、地球に降り立ったのか
幸せとは独自性があって唯一無二。
なんだけど、本質的に求めているものは5つに分類できる。
具体的な例を挙げてみます。
例えば職場の人間関係のお悩み。
Aさんは隣の席の同僚のさぼりについて語る。
Bさんは上司の理不尽さについて訴える。
Cさんは部署のギスギスした雰囲気を嘆く。
エピソードも感情もそれぞれ異なる。
だけどその奥の奥にあるのは、
「成長できない、成長する機会を得られない」
ことへの無念さ、憤り、悲しみだったりする。
3人が共通して”成長”を欲している。
この人たちは、今回の人生で成長のプロセスを楽しむために地球に来ている。
もう一つの例を挙げてみる。
2人の相談者から、働きながらの在宅介護に疲弊しているとの共通した状況に関するお悩み。
Aさんは職場では家が、家では仕事が気になって中途半端になり、貢献できていないと嘆く。
Bさんはプロジェクトの成功がかかった大事な時期、仕事に集中したいのにと苛立っている。
状況は共通しているが、奥にある”願い”は
Aさんは貢献、Bさんは成功と、異なっている。
人にはどうしても諦められない”願い“が
奥の奥に静かにゆるぎなくあるんじゃないか。
だけど意識出来ていなくて、表面的な状況や出来事に反応してしまってるのかもしれない。
その“願い”を意識的に知り、真剣に向き合い、
自分自身が全力で叶えてあげること。
それこそが幸せへの道であり,
自己一致へのプロセスなんです。
自己一致プロセス 5つのタイプ
生きる目的、今回の人生でどうしても諦められない究極の”願い“は次の5つ。
- 魂の成長プロセスを経験すること
- 成功による達成感を得ること
- 自分という存在の意味を知ること
- 創造のよろこびを味わうこと
- 人や物事に貢献すること
自己一致プロセスは「成長」「成功」「存在」「創造」「貢献」の5タイプ。
タイプごとにベクトルが違っていて、得意とするエネルギーも違う。
成長タイプ 行動―内省
今回の人生で、自分の魂を豊かに成長させたいと願っている。
自己成長を感じられた時に幸せを感じる。
使うエネルギーは「行動ー内省」
行動エネルギーが高い場合は、チャンスに即飛びつき、好奇心旺盛に試してみる。
時に考えなしの行動で失敗することがある。
内省エネルギーが高い場合は、探求心をもってじっくり深く考える。
時に考えすぎて動けなくなる。
成功タイプ 理想―現実
今回の人生で、自分の理想を追求し、成功することを願っている。
成功して得られる達成感に幸せを感じる。
使うエネルギーは「理想ー現実」
理想エネルギーが高い場合は、高い目標を掲げて、情熱的に追い求める。
時に非現実的な空想に逃げる。
現実エネルギーが高い場合、達成可能で現実的な目標を立てる。
低い目標に甘んじることがある。
存在タイプ 確固―柔軟
今回の人生で、自分の価値観、感性、美意識を貫きたいと願っている。
自分の存在意義を示せたときに幸せを感じる。
使うエネルギーは「確固ー柔軟」
確固エネルギーが高い場合は,周りの雑音に惑わされず,自分の信念を貫く。
時に頑固に自分のやり方に固執する。
柔軟エネルギーが高い場合は,周りの状況と自分の考えを比較して相対的な判断をする。
時に人や環境からの影響を受けすぎる。
創造タイプ 創造―維持
今回の人生で,独創的で唯一無二の“何か”を創造したいと願っている。
独創的な何かを創造した時に幸せを感じる。
創造エネルギーが高い場合,斬新な発想力で新たな価値観を生み出し現状を打破する。
時に現状を破壊することが目的になる。
維持エネルギーが高い場合,現状の良い点に気づき,認めて守る。
時に変化を恐れて保守的になりすぎる。
貢献タイプ 協調―独立
今回の人生で,個人もしくは社会,国,地球,宇宙に対する貢献をしたいと願っている。
感謝し感謝された時に幸せを感じる。
強調エネルギーが高い場合,コミュニケーション力を発揮して多くの他者とつながる。
時に軽薄な関係性に振り回される。
独立エネルギーが高い場合,精神的に自立し,本質的な価値ある関係性を構築する。
時に他者を信用できずに拒絶し,孤立する。
まとめ:幸せな生き方を迷わず進むために知っておきたい,自己一致プロセスのタイプ
まとめです。
自己一致へのプロセスは幸せへのプロセス。
幸せな生き方とは
「何をしに地球に来たのか」を知って
それに集中して生きること。
自己一致プロセスの5つのタイプについて書いてみました。
いかがでしたか?
自分のタイプを知って,迷わず幸せに向かって生きましょう。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
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